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離職予防について(入社後編)

ブログ連載中の中村です。

 

前回のブログの続きで、今回はタイトル通り「離職予防について(入社後編)」となります。

 

まず、当社では、離職について下記のような流れに基づいていると考えています。

 

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では、当社ではどのように心掛けて、実行しているかと言えば、

 

「採用された方を、現場配属後は、現場任せにしない。」

まずは、これを徹底しています。

 

配属後、現場では日々の業務に忙しく、採用された方の受け入れ体制が整っていない事が非常に多いです。

 

採用された方は、日々不安な状況でありながら、一方で、現場任せで、何も教えて貰えない環境におかれたら、何と考えるでしょうか?

 

そこで、当社は例え即戦力の人材であろうが、無かろうが、本人の仕事に対する習熟度に応じて、徐々に慣れて貰うようにしています。

 

また、業務マニュアルを用意してあり、業務マニュアルである程度は対応できるようにしてあります。

ただ、くれぐれも「この業務マニュアルを読んでおいて下さい」では、結局は、ほっぽり放しとなるので、注意が必要です。

 

当社は、日報を毎日提出(web上て対応出来るようにしてあります。)するような仕組みとなっており、マネジメント層は、逐次コメントを入力したり、口頭でも気にかけるようにしています。

 

ちなみに、よく使うフレーズは

「期待しています。」

「流石(さすが)です。」

が、多いかなと感じています。

少しのコメントが、部下とのリレーションを図れると考えています。

 

よくあるケースとして、採用された方が、

「入社したものの放し飼い状態」

「何をすれば良いか分からない状態」

といった事があります。

 

正直、この状況が一番悪いと考えています。

 

一方で、現場サイドでは

「教えている時間がない」

「部下に任せている」

等と考えている事が多いと思います。

 

しかしながら、離職を申し出を受けて初めて

「そのように考えて(感じて)いるとは思わなかった」

と感じた時には、通常は、後の祭りとなります。

 

採用するのには、多大なコスト、時間がかかっている事を現場サイドでは、そこまで認識していないのかもしれません。

 

離職すれば、採用、補充すれば良いと考えずに、採用した人を、しっかりと育てていく事を重視して頂く事が良いと考えています。

 

次回は、「離職予防について(入社後編)その2」となります。